メールマガジン「CNL (Core micro systems News Letter)」
第四号:SRA OSS様との提携について(2010年2月25日発行)
□□ CMS News Letter □□□□□□□□□□□□Core Micro Systems □□□
SRA OSS様との提携について
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ Vol.001 2010/02/25 □□
いつもお世話になっております。
今号は先週発表いたしましたSRA OSS様との提携についてご報告させていただ
きます。
本報道発表は、昨年11月に発表しました弊社の世界最速クラスの半導体スト
レージについてPostgreSQL環境下でSRA OSS様と共同検証を行い、その結果を
発表するともに、両社の協業内容を発表したものです。
※昨年11月に開催しました弊社の発表会の模様は下記の通りです。
https://www.cmsinc.co.jp/seminar/20091113.html
(弊社半導体ストレージは国産大手H/Wベンダー様や大手通信キャリア様など
大手企業様での実績があります)
SRA OSS様といえば、日本発のPostgreSQLのメジャーデベロッパーである石井
社長率いるSRA様の小会社であり、日本を代表するPostgreSQLのソリューショ
ンプロバイダー様です。
ERPやBI、DWH等のシステムにおいて汎用RAIDで構成するケースが多いですが、
ランダムなI/Oが発生するようなシステムにおいては、汎用RAIDではなく、
ディスクが回らない半導体ディスクのほうが技術的にはフィットしています。
そこで、市場に一石を投じるべく、一般的に高価に思われがちな半導体ストレ
ージにおいて、圧倒的なコスト圧縮を実現し、且つ、そのパフォーマンスの高
さを周知するべく、今回SRA OSS様と提携を発表させていただきます。
また、PostgreSQLもメジャーバージョンアップし、今まで弱かったレプリケー
ションの部分が大幅に強化されることから、PostgreSQLと半導体ストレージの
組み合わせはOracle等のエンタープライズDB市場を脅かす面白いソリューショ
ンになるのではないかと思っております。
ご興味がございましたら、直接ご説明にお伺いすることも、もちろん可能です
ので、お気軽にお申し付けください!
それでは、今号も宜しくお願いいたします!!!
□□ INDEX □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
[News & Topics]
◇ 2月18日発表結果 ◇
SRA OSS様と協業し世界最速クラスの半導体ストレージ
「Solid STOR」、「Super CACHE」、「Super SSD」を販売開始
~ PostgreSQLのI/O処理時間を最大で10倍短縮 ~
◇ 1月28日発表結果 ◇
日本セパレートシステムの手のひら静脈認証方式タイムレコーダー
「HandTime」とコアマイクロシステムの業界初のエージェントレス・
バックアップアプライアンス「Data SAFE」がシステム連携
◇ 1月22日発表結果 ◇
Infortrend 10GbE iSCSI to SAS/SATA RAID発売開始
次世代RAID ASIC 667ベース 10GbE iSCSIホストインターフェース
RAIDサブシステム
[Webサイト更新]
・パートナーリストに萩原電気様、SRA OSS様を掲載させていただきました。
[テクニカル・コラム:かんたん♪ ZFS]
第四回:ZFS のインターフェース
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◆◆>[ News & Topics ]<◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◇ 2月18日発表結果 ◇
SRA OSS様と協業し世界最速クラスの半導体ストレージ
「Solid STOR」、「Super CACHE」、「Super SSD」を販売開始
~ PostgreSQLのI/O処理時間を最大で10倍短縮 ~
URL:https://www.cmsinc.co.jp/news/2010/news201002181.html
掲載結果:日経ITpro様、EnterpriseWatch様、インターネットコム様、
Yahoo!様、Goo様、livedoor様、MSN様、ThinkIT様、Infoseek様などの主要
メディア様にご掲載いただきました。
※日経ITpro様の掲載内容は下記の通りです。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100218/344795/
※Enterprise Watch様の掲載内容は下記の通りです。
http://enterprise.watch.impress.co.jp/docs/news/20100219_349718.html
※インターネットコム様の掲載内容は下記の通りです。
http://japan.internet.com/busnews/20100218/4.html
◇ 1月28日発表結果 ◇
日本セパレートシステムの手のひら静脈認証方式タイムレコーダー
「HandTime」とコアマイクロシステムの業界初のエージェントレス・
バックアップアプライアンス「Data SAFE」がシステム連携
URL:https://www.cmsinc.co.jp/news/2010/news201001281.html
掲載結果:キーマンズネット様、biglobeニュース様、Exciteニュース様、
livedoorニュース様、MSNデジタルライフ様、Yahoo!ニュース様、
japan internet.com様、仕事の計画(リクルート)様など主要メディアに
掲載されました。
※japan internet.com様の掲載内容は下記の通りです。
http://japan.internet.com/webtech/20100122/1.html
※仕事の時間(リクルート)様の掲載内容は下記の通りです。
http://4510plan.jp/360/businessnews/14480/
◇ 1月22日発表結果 ◇
Infortrend 10GbE iSCSI to SAS/SATA RAID発売開始
次世代RAID ASIC 667ベース 10GbE iSCSIホストインターフェース
RAIDサブシステム
URL:https://www.cmsinc.co.jp/news/2010/news201001221.html
掲載結果:キーマンズネット様、biglobeニュース様、Exciteニュース様、
livedoorニュース様、仕事の計画(リクルート)様など主要メディアに掲載
されました。
※仕事の計画(リクルート)様の掲載内容は下記の通りです。
http://4510plan.jp/360/businessnews/14803/
◆◆>[ Webサイト更新 ]<◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
・パートナーリストに萩原電気様、SRA OSS様を掲載させていただきました。
https://www.cmsinc.co.jp/partner/index.html
◆◆>[ テクニカルコラム:かんたん♪ ZFS ]<◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
第四回:ZFS のインターフェース
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少しずつ日が長くなってきました。時折、冬の終わりを感じさせるよう
な風も吹きます。春が待ち遠しい今日この頃、みなさんいかがお過ごし
でしょうか。
このコラムでは、 よく使われているファイルシステムと ZFS の違いを
ケーススタディをもとにご紹介していきます。
今までのファイルシステムとは一味違う ZFS を活用して面倒なファイ
ル管理の苦労を減らしましょう!
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名古屋にサテライトオフィスを作ることになり、そのネットワーク構
築を担当することになったAさん、本社とのファイル共有をどのように
実現するのか悩みます。
「ZFS はどうでしょうか?」
情報システム部へやってきた根久善太の勧めに従い、 Nexenta OS を
試してみることにした、Aさん。インストールを無事に終えることがで
きました。
根久は ZFS の機能がブロック単位で示された図を見せました。
http://www.sun.com/bigadmin/hubs/multilingual/japanese/content/zfs-
source.jsp
「ZFS はアプリケーションプログラムに対して二つのインターフェース
を提供します。 ひとつはファイルインターフェースで ZFS ファイル
システムと呼ばれます。もう一つはブロックデバイスインターフェー
スで ZFS ボリュームと呼ばれます」
「ファイルを読み書きするインターフェースは当然だろうけど、何故ブ
ロックデバイスのインターフェースも提供されるんだい?ハードディ
スクを直接扱うのとどう違うんだろう」
「ファイルシステムという名前が付いてますけど、ZFS はストレージシ
ステムと言った方が良いかもしれません。物理ハードディスクに近い
ところではボリュームマネージャ、その上にスナップショットなどの
機能が実装されています。アプリケーションからハードディスクと同
じようにアクセスできても中で行われていることが大きく違います」
「………」
根久の言葉が熱を帯びてきました。Aさんはただうなずくだけです。
「ハードディスクだけではスナップショットが使えませんよね。間に
ZFS が入ればそのようなストレージ機能を使うことができるんです」
「まあ、やってみるか。最初に何をすればいいんだ?」
「まずはストレージプールを作成します。ストレージプールの操作に
は zpool コマンドを使います」
根久は Nexenta OS にログインしました。
「ストレージプールに置くハードディスクは、ディスクの一部を指定す
る方法とハードディスク全体を指定する方法があります。ブートする
OS 領域を格納するのでなければ、ディスク全体を使う方がいいです。
この方法だと事前にディスクのパーティションを切る必要はありませ
ん。 ZFS が EFI ラベルを付けてディスク全体を使うように準備して
くれます」
根久はコンソールからコマンドを打ちました。
# zpool create tank mirror c0t2d0 c0t3d0
# zpool status -v tank
pool: tank
state: ONLINE
scrub: none requested
config:
NAME STATE READ WRITE CKSUM
tank ONLINE 0 0 0
mirror ONLINE 0 0 0
c0t2d0 ONLINE 0 0 0
c0t3d0 ONLINE 0 0 0
「これでディスク c0t2d0 と c0t3d0 をミラーで構成したストレージプ
ールが出来ました」
「結構、簡単なんだね」
「ストレージプールは zpool コマンドを習得するだけで管理すること
ができます」
「次は何をすればいいんだい?」
「じゃあ、ストレージプールに実際のファイルを格納する領域を作って
みましょう」
(つづく)
■ 参考文献
(1) サンマイクロシステムズ、"Solaris ZFS 管理ガイド"、
Part No. 819-6260-15、2009 年 4 月
(高田 浩生)
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※ CMS News Letterについては下記にアップしてまいります。
https://www.cmsinc.co.jp/mm/mailmagazine/index.html
編┃集┃後┃記┃
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はやいもので、もう2月も下旬です。今期もあとわずかです。あっという間に
今期も終わってしまいそうです。不景気ながらもとんがった製品群が幸いして
お陰さまで受注金額は伸びてきています。(もう一伸びほしいところです)
引き続き支援を強化させていただきます。ご要望等ございましたら、お気軽に
お申し付けください。
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