2010年3月16日
Product Suites製品は、新規にエンハンスされたMelio Clustered file system 2010と、これまでのLaScala Volume Manager、SILMに加え、新たにAppCluster ManagerおよびFileScaler Managerがそのコンポーネントになっています。詳細は下記URLを参照ください。
今回コアマイクロシステムズが販売を開始したSanbolic社のProduct Suites製品は以下のとおりです。
Melio Datacenterは、Microsoft Windows 環境下のハイパフォーマンスかつ高可用性なSANシェアードストレージ用のパッケージソフトウェアです。Melio Datacenterにより、クラスタ対象となるWindowsサーバの数が制限無しにシェアードストレージ環境を容易に構築できます。さらに統合ボリュームのRAID 1機能を始め、論理ボリュームのコンフィギュレーションやダイナミックな拡張、QoSの管理がシングルコンソールで対応できます。また、ファイルサーバ/NASサーバのクラスタ化やSQLサーバのクラスタ化等のMicrosoft社の主要アプリケーション用の統合管理ツールも用意しています。Melio Datacenterは、1本のライセンスで仮想環境においては1ノードあたり4つの仮想マシンまでサポートします。(追加仮想マシンライセンスを低価格で用意しています。)
Melio Professionalは、 Citrix Provisioning Services(PVS)のためのハイパフォーマンスかつ高可用性なSANシェアードストレージ用のパッケージソフトウェアです。Melio Professionalは、SANストレージ上の基本ボリュームあるいはSVSPs(Striped Virtual Storage Pools)にあるPVSデータストアに対して2つPVSサーバ(物理サーバあるいは仮想サーバ)からの同時R/Wアクセスを可能にします。さらに、VSSベースのスナップショットをサポートしており、VSSベースのバックアップソフトウェアと共に利用できます。これにより、ユーザが定義するストレージ ポリシーに従い、ファイルやスナップショットをコピーあるいはムーブをすることが可能です。
Melio Virtualizationは、複数のHyper-Vホストに対して、単一のLUNに保存されているvirtual machine(VM)ファイルへのブロックレベルの同時アクセスを可能にします。完全なLive Migrationのサポートを含めたHyper-Vの展開におけるパフォーマンスやスケーラビリティが大幅に改善され、VMストレージの管理が単純化されます。
また、Melio Virtualizationは、VMware Server 2.0をサポートしています。これにより、virtual machineファイルを持った単一のLUNへの複数のVMware Serverホストからのブロックレベルでのアクセスが可能になります。 VMware Server 2.0への展開は、システム管理者に別のホストシステム上でVMをスタートさせることができるという自由度を与え、存在する物理的リソースのより多くの利用を図ることができます。
Sanbolic社は、2000年に創業され、本社を米国マサチューセッツ州ウォータータウンに置き、開発拠点をブルガリア国ソフィア置いています。同社は、SANデータストレージの導入と管理をシンプルにすると同時に、システムの自由度と拡張性与えるスケーラブルな高速シェアードアクセスのための高信頼/高可用性データ処理環境を顧客に提供するソフトウェア製品の開発と販売を行っています。
Webサイト:http://www.sanbolic.com/
コアマイクロシステムズ株式会社
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