ニュース&トピック
2013年1月29日
VMware View対応超高性能スケーラブルVDI環境向け
低価格VDIターンキーアプライアンス「PrimeVDIシリーズ」を発売開始
NexentaVSA For VMware Viewを活用した
大規模スケーラブルVDIソリューション
コアマイクロシステムズ株式会社(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:高橋晶三、以下 コアマイクロシステムズ)は、VMware View対応超高性能スケーラブルVDI環境向け低価格VDIターンキーアプライアンス「PrimeVDIシリーズ」を発売開始しました。
仮想化技術の進歩に伴い、最近では急速にデスクトップPC環境の仮想化(VDI)のニーズが高まっています。しかしながら、VDI環境の構築は、サーバ仮想化に比べて、コストとパフォーマンス要求のハードルが非常に高く、未だに現実的なソリューションに至っていないのが現実です。
コアマイクロシステムズでは、これらの現実を直視し、基本的な問題点を分析し、これらの問題を効率的に解析する技術を確立すると同時に低価格に導入/拡張ができるスケールアウト型のVDIターンキーシステムを開発しました。仮想デスクトップ当り1万円強(VMware Viewライセンスは別)での構築を可能にします。これにより、大規模エンタープライズVDIからサービス型クラウドVDIに至るまで幅広く、低価格で高速なVDI環境を提供できるようになります。
■ コンセプト
- スケーラブルVDIシステムの低価格展開
- VDI環境構築(VMware View)の低価格化と簡素化及び自動化
- 性能のモニタリング及び最適化の自動化
- 大容量メモリ搭載VDIサーバ & 半導体ストレージ技術応用による大規模展開
- 超低価格スタンドアロンVDIターンキーシステムの用意
- デザイン/エンジニアリング向け超高IOPS/スループットVDIへの対応
- フローティング型VDI構成スケールアウトクラスタ型VDIターンキーシステム
- パーシステント型VDI構成スケールアウトクラスタ型VDIターンキーシステム
■ NexentaVSA For VMware Viewの特徴
PrimeVDIが採用したNexentaVSA For VMware Viewは以下の特徴を持つVDIに特化した専用の仮想ストレージOSです。
- VDI構成の自動化
- 性能分析 / 調整 / 最適化
- 高効率リアルタイムデータ圧縮 / 重複排除
- 強力なARCキャッシュメカニズムによるブートストーム対応とランダム書込みの高速化
- VAAI NASサポートによる超高速NFSコネクション
- 高度なデータ保護 / 修復機能とバックアップ / レプリケーション機能
■ PrimeVDIシリーズのラインナップと特長
- オフィス向 スタンドアロンVDIターンキーシステム
- VDIサーバ当り最大400VD/VMに対応
- フローティング型VDI及びパーシステント型VDIに対応
- 低価格ローカルストレージ(SSD/HDD)型ソリューション
- スモールエンタープライズ向 VDIターンキーシステム
- デュアルVDIサーバ当り最大800VD/VMに対応
- フローティング型VDI及びパーシステント型VDIに対応
- 高速共有ストレージ(SSD/HDD)型ソリューション
- エンジニアリング向 超高性能VDI(ワークステーション)ターンキーシステム
- 高性能ワークステーション型VDIに対応
- ワークステーションVD/VM当りのCPU/メモリリソース強化とIOPSの強化
(1コア以上/24GBメモリ以上/1000IOPS以上)
- 超高速共有半導体ストレージ型ソリューション
- フローティング型VDI及びパーシステント型VDIに対応
- ラージエンタープライズ向 大規模VDIターンキーシステム
- 1000VD/VM以上の大規模VDI環境に対応
- フローティング型VDI及びパーシステント型VDIに対応
- 大規模スケーラブル共有ZFSストレージ型ソリューション
- クラウドサービス / データセンタ向 超大規模VDIターンキーシステム
- 超大規模(3000VD/VM以上)VDIサービス向けスケールアウト構成
- フローティング型VDI及びパーシステント型VDIに対応
- 超大規模超高性能スケールアウト型共有ZFSストレージソリューション
■ 性能指標
- VDIサーバ内ZFSキャッシュ性能/VDIサーバノード毎
- ランダム書込み(4K/8K)IOPS 最大10万回/秒
- ランダム読出し(4K/8K)IOPS 最大100万回/秒
- シーケンシャル書込みスループット(64k) 最大1.8GB/s
- シーケンシャル読出しスループット(64k) 最大2.4GB/s
- 共有外部ZFS VDIストレージ性能
- ランダム書込み(4K/8K)IOPS 最大200万回/秒
- ランダム読出し(4K/8K)IOPS 最大300万回/秒
- シーケンシャル書込みスループット 最大15GB/s
- シーケンシャル読出しスループット 最大18GB/s
- 共有外部半導体ストレージ性能(2並列の場合)
- ランダム書込み(4K/8K)IOPS 最大250万回/秒
- ランダム読出し(4K/8K)IOPS 最大300万回/秒
- シーケンシャル書込みスループット 最大30GB/s
- シーケンシャル読出しスループット 最大36GB/s
■ VDI設計指標
- VDIサーバ(200VD対応)
- CPU割当/VD:0.08コア/物理
- メモリ割当/VD:1GB〜2GB
- VDIストレージ
- OSイメージ/VD:圧縮/重複排除後平均 1GB以下
- ユーザデータ/VD:100〜200GB
- IOPS/VD:50~1000 IOPSランダム
■ 価格
オープン価格
参考エンドユーザ価格 12,000円~/VD(VMware Viewライセンスは別)
■ Nexenta Systems, Inc.について
Nexenta Systems社は、米国カリフォルニア州マウンテンビュー市に本社を置きNexenta テクノロジーアライアンスのリーディングパートナーとして活動しており、NexentaStor製品を通してコストパフォーマンスの高いVMwareストレージの実現に寄与しています。また、ドイツ国ドレスデンにサポートセンターを持ち、高度なユーザーサポートを実現しております。詳細については上記Webサイトをご参照ください。
Webサイト:http://www.nexenta.com/
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TEL:03-6279-8501
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