クライアントPCの中にHDDが存在し、このHDDからOSのブートが行われ、作成されたデータもこのHDDに保存されるのが一般的です。
このような方法による問題点として、情報セキュリティリスク、障害発生時の情報ロスとのリスク、管理コスト増大などが考えられます。
センター型ブートサーバ+ブートストレージ方式のディスクレスクライアントPCを実現すると、クライアントPC盗難時の情報漏えいを防ぎ、データ紛失につながるHDD故障も発生せず、個別バックアップなどの管理コストもカットが可能です。
センター型ブート方式 | クライアントPCはHDDレスのシンクライアントを使用、センター型ブートサーバとブートストレージからOSの起動を行います。この方式によりクライアントPCや内蔵HDD等何時の情報漏えいを防ぐことが可能です。またHDDレスなのでクライアントPCの単価が下がるだけでなく、HDD故障によるデータ消失、修理やOS再インストールなどの管理コストも低減可能です。データもセンターストレージに保存されているため、クライアントPC1台ずつバックアップを行うよりも管理コストが低減可能です。 |
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一般的なクライアントが 利用可能 |
センター型ブートストレージがネットワークに存在するだけで、後は通常のWindowsが起動可能。よってアプリケーションの改変などは必要なく、また既存PCもそのままディスクレスクライアントに変更が可能です。 また、センター型ブートストレージはiSCSI規格のものですが、クライアントPCにiSCSI専用HBAを別途購入し増設する必要は無く、ソフトウェアiSCSIイニシエータが利用可能なので、追加コストがかかりません。LAN起動(PXE2.0)対応の一般的なEthernetポートがあればセンター型ブートサーバからの起動が可能です。 |
センター型ブートサーバによるiSCSIブート | クライアントPCのHDDレスブートを実現するのは、emBoot社のソフトウェアテクノロジを活用したセンター型ブートサーバです。対応する起動可能なOSは、Windows 2000 Professional, Windows XP Professional, Windows 2000 Server, Windows Server 2003です。 |
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iSCSI HBA不要 | ソフトウェアイニシエータをはじめ、iSCSIブートを可能にするソフトウェアを準備。iSCSI 専用のHBAは不要です。 |
iSCSI RAIDストレージ | ブート用のイメージが保存されたセンター型ブートストレージは、コアマイクロシステムズ製のiSCSI RAIDストレージ、StorForce-I SF-R3016iGA。3Uサイズで最大8TBのキャパシティを1,024台のPCに提供するコストパフォーマンスの高いストレージです。 |
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