ニュース&トピック
2017年2月14日
HPC/HPDA/MEDIA用途特性対応
大規模スケーラブルビッグデータストレージシステム
「Hyper STOR Flex」を発売開始
コアマイクロシステムズ株式会社(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:高橋晶三、以下コアマイクロシステムズ)は、HPC/HPDA/MEDIA用途特性対応大規模スケーラブルビッグデータストレージシステム「Hyper STOR Flex」を発売開始いたしました。
■ 製品開発の背景
近年急速にマーケットが拡大しているビッグデータソリューションストレージとして、IoTやクラウドインフラ向けに既にeverDATAコンセプトを掲げたオブジェクトストレージ技術べースのフルアクティブ型スケールアウトクラスタNAS「vNAS Scaler」をリリースしていますが、よりIOインテンシブなビッグデータソリューソンストレージとしてHPC/HPDA/DeepLearnig/AI/4K&8K Mediaを支える超高スループット/超大容量スケールアウトストレージ「Hyper STOR Flex」を発表いたしました。
「Hyper STOR Flex」は各種のI/O特性/接続性に柔軟に対応し、かつ最適化できるだけではなく、スループット/キャパシティレベルにおいてスケーラブルで柔軟な構成が可能です。
コアとなる革新的RAID技術RAID FLEX(ERASURE CODE型RAID N+M)は、超高性能RAIDアルゴリズム計算(RAID6レベルで25GB/s以上/CPUコア)を可能にしているだけではなく、従来方式のRAID5/6では限界だったRAID再構成速度の超高速化やRAIDデグレード時の性能継続化を可能にしました。
また3パリティ以上の高度なデータプロテクションを性能劣化なしで提供することが可能です。
さらに、コンバージェンス技術により、標準実装のローカルファイルシステムに加えてLUSTRE/GPFS/CXFS等の分散システム/クラスタファイルシステムやストレージインテンシブアプリケーションのインテグレーションが可能です。
■ 先進機能ハイライト
- FLEX SAN
IB(EDR/FDR)、iSCSI(10/40/100GbE)、16G FC/12G SASを同時にサポート
- FLEX RAID
ERASURE CODE 方式のRAID(N+M)技術の実装により圧倒的なデータ保護(99.999以上)を容易に実現
- FLEX CACHE
ライトバックキャッシュ、ライトスルーキャッシュに加えて、I/O(シーケンシャル/ランダム)特性対応型オートキャッシュモード(ライトバック/ライトスルー自動切換)に対応
- FLEX QoS
優先ホスト割当て方式QoS機能に加え、学習型QoS自動コントロール機能を実装
- FLEX Convergence
組込みファイルシステムベースNFS/CIFSを標準実装すると同時にオプショナルインストールベースの分散ファイルシステム/クラスタファイルシステム(LUSTRE/GPFS/CXFS等)に対応
- FLEX Configuration
ホストI/O、キャッシュ同期、キャッシュ構成、並列ディスクエンクロージャに至るまで用途/規模/特性に合わせて柔軟に構成が可能
- FLEX Controll
ディバイストレース技術とコントロール技術によりRAID連続性能劣化防止とRAIDリビルド性能の高速化に対応
■ 革新のシステムアーキテクチャ&メカニズム
- ユニファイドSAN/NAS リダンダントコントローラアーキテクチャ
- フレックスコンバージドアーキテクチャ(ファイルシステムインテグレーション)
- 超高速ERASURE CODE型 RAID N+Mアルゴリズム(25GB/s以上CPUコア)
- 帯域/レイテンシーコンフィガラブルキャッシュ同期構成
- ライトバック/ライトスルー自動コントロールキャッシュメカニズム
- インテリジェントQoS I/Oコントロール
- パフォーマンスノンインパクトインテリジェントRAID再構成メカニズム
- サイレントデータコラプション検出とバックグラウンド自動修復メカニズム
- 並列リビルド&パーシャルリビルドによる高効率/超高速RAIDリビルドメカニズム
- マルチレイヤでの障害検出と告知機能
■ Hyper STOR Flex構成イメージ
■ システム構成ユニット:Hyper STOR Flex ストレージコントローラ
■ システム構成ユニット:Hyper STOR Flex ディスクエンクロージャ
■ 価格
■ サービス&サポート
- コンサルティング&システムデザイン
- パフォーマンスデザイン&チューニング
- システムインテグレーション
- ハードウェア保守(センドバック/オンサイト)
- ソフトウェア保守(TEL/メール/オンサイト)
- プロフェッショナル技術支援
■ 詳細と技術資料
詳細は以下のページを参照ください。
https://www.cmsinc.co.jp/products/hyperstorflex.html
■ 永久データプラットフォームコンセプト(everDATAコンセプト)について
近年、非構造化データ(センサーデータ/計算データ/画像/映像/他)が爆発的に増大しています。今後、IoT/IoEの時代を迎えることによりさらに加速化させることが予想されます。このようなビッグデータ時代においては、従来のストレージアーキテクチャではもはや対応できないところまで来ています。
今後のストレージ要件として求められるのは、動的なシームレス拡張(容量)性能が求められるだけではなく、ハードウェアの寿命/保守期限に伴うリプレース時のデータ不要な永久データプラットフォームコンセプト(everDATAコンセプト)です。永久データプラットフォームコンセプトは汎用サーバを利用するスケールアウトSDS(SOFTWARE DIFINED STORAGE)アーキテクチャを発展させた次世代ストレージコンセプトになります。
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コアマイクロシステムズ株式会社
TEL:03-6279-8501
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