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2017年12月19日

理化学研究所/計算科学研究機構が
国内最大級の65PB(ペタバイト/物理容量)の
次世代超大容量HPC共用ストレージ「HyperSTOR Flex」を採用
250GB/sデータ共有性能の
並列Gfarmデータサーバ/データストレージを実現

コアマイクロシステムズ株式会社(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:高橋晶三、以下コアマイクロシステムズ)は、理化学研究所/計算科学研究機構が国内最大級の65PB(ペタバイト/物理容量)のHPC共用ストレージ「HyperSTOR Flex」を採用し、安定稼働が開始されたことを発表しました。

■ 背景

近年、従来の科学技術研究に加えIoT/AI関連の研究が盛んになっています。そのため新規HPCの導入が加速しています。国内研究機関/大学におけるHPC導入において、HPC高速化と効率化のためにHPCストレージの高速化と大容量化が急速に進んでいます。これら国内学術HPCインフラ(HPCI)の効率利用のために統合された超大容量な高速広域HPCストレージ(HPCI共用ストレージ/Gfarmファイルシステム)の重要性が非常に高まっています。

■ 導入システム概要

外部広域40Gネットワーク及び内部インフラ100G基幹ネットワークで構成し、並列Gfarmデータサーバ/データストレージのレイヤでのデータ共有性能は250GB/sを誇ります。

ネットワーク接続図

■ HyperSTOR Flexについて

本事例で採用されたHPCストレージHyperSTOR Flexは、HPC, HPDA, MEDIA(4K&8K)等のI/Oインテンシブなストレージアプリケーションに高効率かつ柔軟に対応する革新の次世代ビッグデータストレージシステムです。各種のI/O特性/接続性に柔軟に対応、かつ最適化できるだけではなく、スループット/キャパシティレベルにおいてスケーラブルで柔軟な構成が可能です。

コアとなる革新的RAID技術RAID FLEX(ERASURE CODE型RAID N+M)は、超高性能RAIDアルゴリズム計算(RAID6レベルで25GB/s以上/CPUコア)を可能にしているだけではなく、従来方式のRAID5/6では限界だったRAID再構成速度の超高速化やRAIDデグレード時の性能継続化を可能にしました。また3パリティ以上の高度なデータプロテクションを性能劣化なしで提供することが可能です。さらに、コンバージェンス技術により、標準実装のローカルファイルシステムに加えてLUSTRE/GPFS/CXFS/Gfarm等の分散システム/クラスタファイルシステムやストレージインテンシブアプリケーションのインテグレーションが可能です。

■ 製品ページ

詳細は以下のページを参照ください。
https://www.cmsinc.co.jp/products/hyperstorflex.html

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