Vcinity社は、2000年にBay Microsystems社として米国カリフォルニア州サンノゼで、ネットワーク用のセミコンダクタを開発する企業として設立され、2006年からは米国政府機関に採用されIbex WAN ゲートウェイ製品を投入し、ネットワークの使用効率を高めるソリューションの提供に注力するようになりました。2016年に現在のUltimate X(旧MAX DXシリーズ)、2017年に現在のRadical X(旧FXシリーズ)を販売開始しています。32のパテントを保有します。
2018年10月15日に「Bay Microsystems」から「Vcinity」に社名を変更し、製品名なども変更しています。
遠隔間での高速ネットワークを実現するマネジメントシステムの「Ultimate X」およびネットワークインフラとして使われるファブリックエクステンダの「Radical X」シリーズは、拠点間を結ぶ物理回線、衛星回線などのWAN帯域を効率的に使用することで、拠点間でのデータ移動やリモートからのアクセスを効率的に行うための製品です。また、距離によらずデータ移動やリモートアクセスへの制約を取り払う画期的なソリューションです。
TCP/IPなどの従来のプロトコルや手法では、ネットワーク帯域に使用効率が30%程度でしかないのに比較して、Vcinityのプロトコル方式では、ネットワーク帯域の95%程度を利用することができます。また、従来の手法では、距離が長くなるとリカバリーなど余分なオーバーヘッドが増えるため大きなデータの移動には困難が伴いましたが、Vcinityでは、距離に関わらずほぼ同じ転送効率を実証しています。これらのことにより、従来の手法ではデータを移動する前に、データの圧縮や重複排除などの前処理を行うのが一般的でしたが、Ultimate XやRadical Xを使用した環境では、それらの余分な作業も不要となり、コンピュータ資源の無駄や余分な作業工程を省くことが可能になります。
■ 遠隔地間でのデータ移動、データアクセス高速化製品
Ultimate X/Radical Xシリーズ
本パートナーに関する詳細はパートナーのサイトをご参照ください。
https://www.vcinity.io/
■ 2018年10月16日報道発表
遠隔地間でのデータ移動/データアクセス高速化製品
「Ultimate X/Radical Xシリーズ」を日本で販売開始
1PBのデータを23時間程度での移動を実現
コアマイクロシステムズ株式会社
TEL:03-6279-8501
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